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　4月のグランドオープン店舗は20店舗。
これは、M&A取得後旧屋号のまま営業を続けている店舗の内、実績中古の高騰・新台タイトル不足と「新店オープン」に厳しい商環境を鑑みて、このGWでの屋号変更を見送ったところもありますが、昨年4月の22店舗と比較してもそれ程差のない店舗数になります。

業界全体としては閉店が先行していることもあり、グランドオープンは旧店舗を活かしたローコストの「居抜き」中心ではありますが、更地からの『新築』も3店舗。

鹿児島県肝属郡の「イエスランド鹿屋店（1,155台）」は、昨年の「加世田店（791台）」に続く細山田商事の新店で、法人6店舗目、そして法人最大規模店。台数規模、品揃えから商圏総取りの気合と覚悟を感じます。
同じ鹿児島県の「MGM志布志店（680台）」は、道路拡張工事などに合わせて少し場所を移動。旧店舗より200台増台しての新築お引越しオープンという格好。
鹿児島県は「ダイナム鹿児島伊集院店」を含めて3店舗オープンと非常に元気が良いのですが、新築フォーマットの多いダイナムが旧店舗のフレームを活かした居抜き出店という点もまた興味深いところです。

岡山県岡山市南区2号線沿いの「nikko泉田店（1,320台）」も新築出店で、日光商事の岡山市内5店舗目。
「防災特化型」のこれまでとは全く異なるアプローチの新店。ここは実際に足を運んで別の機会で触れる事にします。

今年のGWのグランドオープンは、品揃えでの変化・リカバリーに乏しい分、初手～GW明け状況で決する可能性が高い為、攻め手も受け手も踏ん張りどころ。
ユーザーとしては嬉しい環境になるのではないでしょうか。