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2022.04.02

【コラム】3月のグランドオープン状況

コラム

 3月のグランドオープン店舗は2店舗

兵庫県神戸市の「Super D’station新開地店(1,014台)」は、新開地駅前の旧ラウンドワン跡にテナントイン。
この新開地本通商店街沿いには昔からのP店が集まっていますが、駐車場の有無が大きく集客に関わっていることから、近年では駅利用・徒歩客よりも「郊外型」の側面の方が強く、駐車場を550台保有する同店のロケーション・規模は魅力的に感じます。
関西2店舗目は厳選して出店、といったところでしょうか。

埼玉県行田市の「ニラク行田持田店(504台)」は、「スーパーEスペース行田店」への居抜き。
先月の「ひたち野うしく店」に続いて今年2店舗目の出店で、いずれも中規模店。
派手さはないながら、最寄客に支持される堅実なお店となれるでしょうか。


前回、今春のグランドオープン時の新台タイトル数不足については触れましたが、ご存じの通り、世界的な半導体不足に加えて不安定なロシア情勢による半導体・物流への影響は避けられそうになく、新台・増産供給が思うようにいかない状況は以降も長期化すると考えておいた方が良さそうです。
6月から6.5号機の登場も始まりますが、営業の軸という観点では商圏内の「序列を変え難い状況」はしばらく続くと考えられ、新店にとって「攻めるのに難し」となるのか、競合店にとって「守るのに難し」となるのかは双方の「シナリオ次第」になるものの、いずれにしてもリカバリーが難しい分、今春~夏のグランドオープンの難易度は高めとなるのではないでしょうか。
キーワードは先手必勝となりそうです。


前月のコラムはコチラ →『2月のグランドオープン状況