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　例年、数店舗は5月1～2日のGW期間中オープンがありますが、今年の5月はグランドオープン0店舗でした。　※屋号引継ぎオープン1店舗

…という事で、今回は実際に足を運んだ4月オープン店舗から2店舗取り上げる事にします。


「ピーアーク相模大野店（1,011台）」は、駅前型・郊外型両方の特徴を併せ持つ相模大野駅近くの旧コンコルドに居抜き出店。
増台してなおゆったりとした空間で、車10分圏では系列店「相模原店（1,020台）」に次ぐ台数規模。
ゆったり台間・各台浸透地域で敢えての一部玉積み・フロア分煙などのトレンドに沿った施策で、堅調な支持を得ています。
それでも、先を見据えると、系列店の最寄に「グランキコーナ相模原(仮）」、間接的な影響圏に「楽園相模原（仮）」と新規出店が予定されていることから、“今のうちに”もう一段上を目指しておきたいところでしょうか。


「nikko泉田店（1,320台）」は、岡山市内の交通の要所2号線沿い“青江交差点”近くに新築出店。
日本初の“防災特化型店舗”の施策は、災害時に避難者200人が生活可能な防災設備を11項目常備するなど、かなり本格的で、有事の際に花開く“地域貢献”として注目です。
勿論、平時の集客効果に期待する性質のものではないと思いますが、有事の際に度々“叩かれた”P業界としては、前向きな“カウンター”として非常に有効だと感じます。


今年のGWグランドオープンは、話題機・新台など「品揃え」での変化に乏しいこともあり、ウエディング期間はどこも少し短いように見えますが、伸び悩みは既存店も同じ。
パチンコは実績機の増台施策・スロットは6.5号機の刺激を活用しつつ、商圏内の「相対比較」で良し悪しを捉えながら夏を迎える事になりそうです。


前月のコラムはコチラ　→『4月のグランドオープン状況』