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2021.09.01

【コラム】8月のグランドオープン状況

コラム

 8月のグランドオープン店舗は8店舗
7月の5店舗より少し増えましたが、昨年7・8月のグランドオープン店舗が29店舗だったことを考えると、新店の数はかなり減っています。

一方で、7・8月閉店・休業店舗は確認できている分で73店舗あり、旧基準機撤去×コロナ禍での縮小傾向が続きます。


8月8店舗の内訳は、大規模店が4店舗・中規模店1店舗・小規模店3店舗で、その内3店舗(楽園・メガフェイス・キコーナ)が旧ガイアからの居抜き出店。
大規模店の「箱」が既にあり、そのオープン・営業状況などを見ていれば、「こうすれば上手くいくのでは?」という画が描きやすい点が大きいと思いますが、何だかんだ買い手が見つかっていくのは、ガイアの店舗開発力の高さでもあるでしょう。


さて、旧基準機依存度は下がってきましたが、「番長3」・「北斗無双」の有無や「ジャグラー」内の6号機割合が稼働に与える影響は軽微ではなく、保有していたらしていたで「撤去対応」という課題を抱えるものの、未だ新店にとっての脅威・ハンデになっているのは間違いないところ。

そんな中、8月にオープンした「デルパラ1つくば南店(1,037台)」は、旧基準機ゼロのグランドオープン。
元々、今年の2月オープン予定となっていましたが、紆余曲折あってこのタイミング・旧基準機ゼロのオープン。

PS比率を7:3とパチンコ比率を先行して高めてオープンしており、支持状況を確認する限り、パチンコは「オールP機でも問題なくやれる」と感じられた点が収穫。
スロットは、30φ地域にも関わらず30φゼロである点や、集客の起点となる日を多く設ける周辺競合に対してグランドオープン月に入替店休ゼロとするなど、旧基準機ゼロのネガティブに加え、やや芯を外した施策がネガティブになっている状況がありました。
その後のリカバリー含め、品揃えの変化に注目です。

他にも注目の店舗はありますが、それは次月触れていく事にします。