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2021.03.01

【コラム】2月のグランドオープン状況

コラム


 2月のグランドオープン店舗は先月に引き続き1店舗のみ。
唯一のオープン店舗となる大阪市天王寺区の『鶴橋Sビジョン シーズン2(148台)』も、元々JR鶴橋駅の東側で営業していた「Sビジョン鶴橋店(128台)」を1月に閉店して西側に移動したお引越し出店ですので、見方によってはグランドオープン店舗がゼロの月だったとも言えます。

グランドオープンは変化の先取りが多く見られる為、どのタイミングでのオープンも実際に足を運ぶことで得るものは沢山ありますが、ここで今年のグランドオープンで特に注目しているポイントを3点挙げておきます。

一つ目は『PS比率』
パチンコとスロットの射幸性格差は「規則改正」の段階から指摘されていたことですが、事実としてスロットには創意工夫だけでは解決できない部分もあり、徐々に「誘因力」がスロットからパチンコへ変化してきています。
一昨年のPS比率はパチンコ:スロット=61:39でしたが、どのように変化するのか、注目です。

二つ目は『遊技機の品揃え』
これまでは旧基準機の保有が優位性を持つことから、既存店よりグランドオープン店舗の方が軸機種・品揃えに苦労する場面が多く見られましたが、ようやく同じ土俵に。新たな軸機種の見極めやデジハネ・Aタイプの構成比含め注目です。

三つ目は『省力化』
コロナ禍もあり、P店に限らずコストダウンが命題になっていますが、次世代型は根性ではなく「仕組み」で実現するもの。一歩踏み込んだ仕組みに注目したいところ。

視察時の参考にしてみて下さい。