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2021.02.04

【コラム】1月のグランドオープン状況

コラム

 昨年12月は25店舗のグランドオープンがありましたが、例年1月は1店舗あるかないかで、今年は「沖ドキ!30」の撤去タイミングに合わせてオープンした沖縄県那覇市の『エルグラン首里末吉店(340台)』1店舗のみ。

ご存じのように沖縄県は圧倒的な30φ市場で、パチンコよりスロットの設置台数が多いぐらいで、エルグランもスロットが多め。
商圏内には高稼働店で知られる『ピータイムおもろ(560台)』もあり、島人(しまんちゅ)の支持が得られるかどうか、注目です。


今回は、12月後半オープン店舗で気になる店舗を二つ抜粋。

一つ目は、関東で勢いのある法人メッセの『メッセ西荻窪店(807台)』。
中央線沿線沿いのドミナントを推し進めている事を鑑みれば、このアカダマ系の取得は自然な流れで、坪効率&競争力を追求した大幅増台はいかにもメッセらしいスタイル。
プロレス相手『ゴードン西荻窪店』の閉店や年明け早々の広宣自粛でやや出鼻を挫かれた感はありますが、出店のフォーマットが確立されている点が強み。
※詳細は先週配信のレポートにて

二つ目は、フェイス熊本2店舗目となる『フェイス570新市街店(570台)』。
『メガフェイス1450本山(1,427台)』から2km圏のアーケード商店街内にあり、むしろ旧『メガガイア本山』出店や『まるみつ浜線』の大幅増床などで、郊外店に奪われ、P店営業としては活力を失っていった場所でもあります。
ここまで自社競合するロケーション・台数規模はこれまでのフェイスの出店パターンとは異なるように見えますが、「それでもフェイス!」となるのでしょうか。カニバリゼーションにも注目です。