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　8月のグランドオープン店舗は9店舗と昨年8月‐12店舗より減少。ただ、前回触れた通り、今年はLT3.0プラス解禁にあわせて7月オープンに前倒しした店舗がいくつかあり、今夏オープンは昨年14店舗より1店舗多い15店舗となっています。
8月閉店店舗は把握している分で14店舗と繁忙期明けとしてはそこまで多くはなく、定点観測に適している健全化機構登録店舗数も、先月末6,542件から6,532件の10件減という状況。

　8月1日は、マルハン北日本が札幌市内に「札幌北店（1,038台）」・「月寒店（649台）」を2店舗同時オープン、アンダーツリーが大阪市内に「西淀川店（1,257台）」・「鶴見店（1,039台）」のグランブランドを2店舗同時オープン…と大手法人の同時オープンが重なりました。　※「鶴見店」は旧店舗を取り壊しての新築になりますが、用地拡大で住所・屋号も変わっている為、グランドオープン扱いにしています。
グランドオープンは1店舗開けるだけでも資源・準備でかなりの手間が掛かるものですが、オープン経験・ノウハウの蓄積も多く、エラーの少ない滑り出しが可能という事なのでしょう。

　さて、今夏グランドオープン15店舗にスロット専門店はありませんが、PS比率はP：S＝48：52とスロットが優勢。
グランドオープンの際に、旧店舗とレイアウトを反転させてメイン入口側にスロットとする事例も「よくある事例」となってきました。堅調なスロットに対して、パチンコ部門の復調にはまだまだ時間が掛かりそうです。