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2024.01.04

【コラム】12月のグランドオープン状況

コラム

 本年も宜しくお願い致します。
Re.design-リデザイン-では、営業に活かせる幸(情報)を一つでも多くお届けして、皆様が大きく「跳ねる」ことができるよう、邁進してまいります。


 12月のグランドオープン店舗は25店舗(11月‐1店舗)と前年12月の24店舗を僅かではありますが上回る店舗数。
リデザインでは、新規出店・法人変更後初めての屋号変更のみをグランドオープン店舗としてカウントしていますが、新築増床の「グランキコーナ京都宇治(1,150台)」・2年振りの営業再開「イーグル9旭川店(365台)」を加えると27店舗になります。
対して、12月閉店店舗は7店舗(11月‐40店舗・休業含む)と流石に繁忙期目前での閉店は少な目。

注目は、まるみつが「大橋店(417台)」・「霧島店PLUS(356台)」とスロ専を2店舗オープンさせている点。
「大橋店」はジャグラー以外全てスマスロ、「霧島店PLUS」はPS併設店「霧島店」の隣への新築ドミナント出店で、ジャグラーを既存店に集約してメダル機は25%程度と、いずれもスマスロ比率を高めてのオープン。
2022年11月から導入されたスマスロも12月末時点で比率27.4%に達し、全国的にも新紙幣対応で差し替えも進んでいくと思われますが、スロット復調の象徴とも言えそうです。


一年の節目になりますので2023年全体についても触れておくと、12月末の健全化機構登録店舗数は7,162店舗
前年7,665店舗からは、503店舗・6.6%の減少となりました。
減少傾向は引き続き継続中ではありますが、前年は793店舗・9.4%減でしたので、減少幅はやや緩やかに。
また、2023年のグランドオープン店舗は累計94店舗(建て直し&大幅増床を含めると98店舗)と、12月のグランドオープン店舗数だけでなく、年間を通しても前年累計69店舗を上回っており、コロナ禍中は地に根を張って機を待っていた複数企業が攻めに転じて動き出している事が伺えます。

シェア拡大は「商環境の変化」が大きい程成功率が増します。コロナ禍・新規則機・スマート・新紙幣と続いてきた商環境の変化が落ち着いてしまう前に攻め切りたいところです。