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　11月のグランドオープン店舗は、東京都昭島市の「メッセ昭島（859台）」1店舗のみ（10月‐6店舗）。対して、11月閉店店舗は36店舗（10月‐41店舗・休業含む）と閉店先行は継続中。
例年、この時期の閉店であれば、別法人が取得していて年末グランドオープンに向けての準備閉店が多かったりしますが、今回次が決まっている閉店は5～6店舗と少し寂しい状況。

　シュリンクするP業界を象徴する事案として触れておかなければならないのが、10月30日付けで民事再生法の適用を申請したガイアについて（ガイア850億円・グループ7社総額1600億円と過去最大規模の負債）。
Jトラストが支援を表明していることから、再建への道筋はある程度見えているように思われますが、「メガガイア」の売却が進んでいた背景を鑑みると、ガイア屋号のP店がどれだけ残るか？という点については難しさを感じるのが正直なところでしょうか。
　
P法人への金融機関の貸し渋り等の影響については、元々厳しい目で見られていましたから「今更」という見方にもなりますが、詰まるところ「各社財務内容・事業計画の精度次第」で、ここについては実際にやり取りしている各法人の肌感が間違いないところです。
全体感としては、設備投資（スマート対応ユニット・新紙幣対応）での融資が難しいことから、相対的に遊技機購入費を下げざるを得ないP法人が多くなっていくと思われますが、ここが踏ん張りどころ。
立ち回り方は、個別状況・時間軸によって正解が変わりますので、自分の立ち位置を見誤らないようにしたいものです。