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4月のグランドオープン店舗は32店舗ありましたが、繁忙期明けというだけでなく、今年は話題機販売的にひと段落となったこともあり5月は0店舗。
4月グランドオープン店舗だけでPS比率をチェックすると、全国のPS比率 P：S＝62.3：37.7に対して、P：S＝58.5：41.5（専門店を除くとP：S＝59.2：40.8）と先行してスロット構成比率がアップしてきていることがわかります。
5月はグランドオープン店舗がなかった一方で、閉店店舗（休業含む）は把握している分で48店舗と、1月の77店舗に次いで閉店店舗数が多い月となりました。

6.5号機・スマスロとスロットの商品力（出玉性能）が上がった事は喜ばしいものの、旧規則機撤去を終えて一息つく間もなくスペックアップ機に上書きされていく流れは、メーカーはどのメーカーにとっても商機になりますが、ホールは購買力・資金力のあるホールには商機となる一方で、長期設置を想定・覚悟していたホールにとっては追加の資金調達を余儀なくされ、踏ん張りどころを迎えています。

スマスロ北斗の拳の躍進でスマスロ移行の流れが決定付けられましたから、この先も営業を続けていくのであれば導入していくことになりますが、中長期的に「設備投資に見合わない」あるいは「そこまでする気力・体力がない」となれば閉店との判断もあるでしょう。水面下でのM&A情報も多く耳にするようになりました。
この流れは、新札導入時期までは続くのではないでしょうか。