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2023.01.04

【コラム】12月のグランドオープン状況

コラム


あけましておめでとうございます。
Re.design-リデザイン-では、営業に活かせる幸(情報)を一つでも多くお届けして、皆様が大きく「跳ねる」ことができるよう、邁進してまいります。
本年も変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。


さて、ここ数年はグランドオープン店舗数も減少傾向にあり、2022年年間グランドオープン店舗数は把握している限りで70店舗(前年86店舗)と随分減りました。
しかしながら、この12月だけで見ると25店舗と、遊技機撤去期限目前で新台が充実していた昨年同時期の26店舗に匹敵する店舗数まで回復し、やや活気を取り戻しつつあるとの見方もできます。

コロナ禍・旧規則機撤去・6.5号機・スマスロと目まぐるしく変化する商環境により、「遊技産業健全化推進機構」の登録店舗数はこの一年で8,551店舗から7,782店舗まで減少(閉店‐839店舗・新店‐70店舗・△769店舗)。
6.5号機・スマスロ導入により、スロットの売上・収益ベースが著しく回復してきていますので、閉店ペースは緩やかになっていくものと思われます。


12月オープン店舗25店舗のうち、新築は4店舗
旧店舗に隣接する敷地を取得して新築×メガ化でお引越しの「やすだ柏店(1,120台)」
イオンタウン川之江敷地内へのダイナムスタイル「ダイナム愛媛四国中央店(512台)」
商業施設最寄の交差点角地「ハイパーアロー美原店(1,111台)」
長らく動きの無かったクローズド商圏へのメガ「nikko津山店(1,144台)」。

スロ専も、「アスカ蕨店(134台)」・「nangun東温店」・「レッドロック学芸大学駅前店(141台)」と3店舗あり、先々月は「ヒノマル新城駅前店」がスマスロ導入期にあわせたオープンがあるなど、厳しい商環境の変化を乗り越えた先のP店及びスロット営業に確固たる「明るい光」を見出している法人の息吹を感じます。
まだ補給・回収設備が不要なスマスロの特性を活かした空間デザインの採用例は多くありませんが、「次世代型スロ専」登場も時間の問題でしょう。

2023年はスマスロの一般化、そしてスマパチ登場も予定されています。
スマパチの登場時期・普及の程度はともかくとして、全体としては「設備投資先行」になりますが、投資が素直に成長機会に繋がる年になるのではないでしょうか。