デキるホールのデイリーサイト

毎月月初に更新している「グランドオープン状況」ですが、今月はうっかりしていて、今更なタイミングでの更新です^^;


　8月のグランドオープンは6店舗。対して閉店店舗は49店舗と相変わらず閉店が先行。
閉店店舗は、長らく不振にあえいでいた中小規模店がほとんどではありますが、今年閉店した店舗は休業を含め把握している限りで579店舗。既に昨年一昨年の600店規模に迫る勢いで、ここ10年の最多閉店となりそうです。

数少ない8月オープン店舗は、尼崎の旗艦店を担う「キコーナ尼崎本店（1,000台）」、宮崎県初進出の「Super D’station日向店（1,000台）」など、環境変化を成長機会と捉えて店舗数を増やしているお馴染みの顔ぶれ。どちらも年末までに複数のグランドオープンが控えています。

お久しぶりとなっているのが「メガガイア」で、ガイアは2016～2019年に「メガガイア」ブランドで全国各地を席捲したものの、近年は「メガ」の売却が先行。
「メガガイア調布（1,266台）」は2019年12月「メガガイア東村山」以来のグランドオープン。最寄の「パチンコタワー店」を閉店する動きから「お引越し」の意味合いを感じますが、街の変化・建物老朽化・賃借契約などに合わせて形を変えていく事も必要なステップ。

日本の世代構成、産業の成熟度などの背景を示すまでもなく、規則改正・消費税増税・コロナ禍などの影響もありP業界が急速なシュリンク市場となっている事は明らかですが、経費削減・効率化はどこの法人も既に取り組み済み。ディフェンスも重要な事ではありますが、「どこかで攻めに転じなければ生き残れない」と、その資源づくりとノビシロ探しで勝ち組転換の機会を伺っている中小規模法人の奮起と躍進に期待したいところです。