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11月のグランドオープンは6店舗。
その内、「ヒノマル海士有木店（387台）」・「ヒノマル六方店（510台）」の2店舗は、先月触れた(株)ヒノックスからトリックスターズ・アレア(株)への親族事業継承になりますので、それを除くと4店舗と、動きの少ない月でした。
※「M&A取得後、屋号そのまま」はノーカウント。あくまでユーザー目線でのグランドオープンを集計。
先月末にオープンした「ミリオン土佐道路店」は、ノヴィル(株)がまとめて7店舗M&Aした高知ホームラン系列の最初に屋号変更した店舗。
高知市は、山や川に囲まれ日常生活圏が限定されやすい地理的要因もあり、大規模店が少なく、ホームラン系列で一番大きかった該当店舗も511台の中規模店。
周辺は、セントラル系列（セントラルディーボ）のドミナントが強いエリアでもあります。徳島県に本社を構えるノヴィルですが、何気に高知県初進出となり、その後も屋号変更が控えていると思われるので、何としてもポジティブイメージを情操したい所ではないでしょうか。
「モナコパレス1000宮崎駅前店（962台）」は、「メガ」ガイア最初の冠店「旧メガガイア宮崎駅前」を取得し、市場性を勘案して102台減台してのオープン。
モナコパレスはこれで宮崎県に12店舗、ダイナムに並び宮崎県最多店舗法人となりました。
このコロナ禍で全店舗黒字営業という法人はそう多くありませんので、スクラップ&ビルドのプロセスとして「まず出店」と水面下でのM&A事例も増えてきています。
当面の間、業界全体としてはクローズが先行することになりますが、こういった環境でも「新陳代謝を図りながら骨太経営を目指していく法人」がアチコチに存在するのは頼もしい限りです。
