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　実りの秋と言われますが、P店のグランドオープンという視点では例年動きのない時期となる9・10・11月。
10月のグランドオープンは8店舗と先月の3店舗から増加。

※「M&A取得後、屋号そのまま」はノーカウント。あくまでユーザー目線でのグランドオープンを集計。

その内の4店舗は、(株)ヒノックスからトリックスターズ・アレア(株)への親族事業継承となりますので、全体として見れば例年通り「大きな動きのない月」となりました。
「親族事業継承」と言っても、これまで完全に別会社として運営されており、お盆明けから休業に入り遊技機を整え、10月に新体制でスタートした格好。
遅れて9月28日から休業に入った「海士有木店」「六方店」も事業継承されているようなので、こちらもいずれ新体制でのオープンとなるのではないでしょうか。

一方、事業継承されなかった(株)ヒノックス運営店舗は、コロナ禍で休業・閉店していた店舗に加え、営業していた6店舗も10月22日に一斉閉店となり営業店舗はゼロに。
コロナ禍が直接の原因かどうかは何とも言えませんが、大きな影響を与えたのは間違いなく、なかなかショッキングなニュースでした。


宮城県にオープンした「ウイング利府」を運営する(株)永和商事は三重県の法人で、2014年に宮城県に飛び地出店して堅実に店舗を増やし、今回が3店舗目。
競合を見れば、「Ｄ’station利府店（850台）」も本拠地は群馬県で、同じく宮城で3店舗展開中。
どちらも、宮城県ではようやく点から線へと繋がったところだと思いますが、いずれ線から面へと広がりを見せるのでしょうか？